エンジニアがフリーランスになるには
あなたが現在ITエンジニアとして会社に勤めていて、フリーランスになろう!と思ったらなにをすれば良いのでしょうか?
基本的には、特定の組織に属さないで個人で仕事を請け負うことをフリーランスと呼ぶので、会社を辞めてITエンジニアとして個人で仕事を請け負えばフリーランスエンジニアです。
事務的な準備
事務的な準備としては、国民健康保険、国民年金への切り替え。青色申告をする場合は開業届を出す、ですかね。
- 国民健康保険
- 国民年金
- 青色申告をする場合は開業届を出す(白色申告の場合出さなくてもOK)
青色申告の特徴は
- 原則として開業日から2ヵ月以内に青色申告承認申請書を提出
- 最大65万円の控除がある
- 確定申告の際「青色申告決算書」が必要になる(複式簿記で帳簿をつける必要がある)
ということになります。
白色申告の特徴は
- 事前の申請書は不要
- 特別控除がない
- 確定申告の際、簡易な記載の「収支内訳書」だけ必要
そして帳簿のもとになる請求書や領収書は提出は不要ですが、基本的に
青色申告:7年、白色申告:5年(消費税の課税事業者の場合、白色申告でも7年)
の保管が義務付けられていて、税務署から領収書の提出を求められた場合に必要になります。
お金の面から考えると帳簿付けが面倒ですが、控除がある「青色申告」をおすすめします。今は簡単な会計ソフトなどもあるので、活用して控除を受けるのがおすすめですね。
仕事的な準備
はっきりいって、仕事の受注のめどがないのに今いる会社をやめるのはやめましょう(笑)
もし、今の仕事がつらくて、面白くなくて、今すぐにでもやめてしまいたい!と思っている人もいるでしょう。
私も昔そうでした。会社をすぐにでも辞めてしまいたい!と思っていて、辞めた後のことは辞めてから考えればいいや!って思ってました。
結果、、、貯金もないのに働いていない期間ができて、収入がない月に突入します。。。
そして、とうとう借金。この辺の詳しい話は別記事で(笑)
なので、今すぐにでも辞めてしまいたい!と思っても、次の仕事を確保するまで!と思ってあせらず行きましょう!
逆に、今、会社を辞めたいと思っている人は、すぐにでも辞めた後の仕事を探す行動をしましょう。
転職活動や、仕事の受注ですね。
この項は『フリーランスエンジニアになるには』という話なので、会社にいるうちにやることとしては「仕事の受注をする」ですね。
仕事の受注
あなたが個人開発でサービスやアプリなどで収入を得られるのであれば話は別ですが、ここではあくまで、フリーランスエンジニアとして受託開発する方法でをお話します。
仕事を受注してフリーランスエンジニアとしてやっていくには、いくつかパターンがあります。
- 知り合いづてに仕事をいただく
- エージェント系のサービス経由で仕事をいただく
- 自分で開拓して営業し、仕事をいただく
『知り合いづてに仕事をいただく』
『知り合いづてに仕事をいただく』は今ある人付き合いの中で、仕事につなげるということですね。
例えば、取引先の会社の人とか、開発現場で知り合った別の会社のエンジニアの紹介とか、セミナーで名刺交換した営業の人とか、今までのあなたの付き合いの中で仕事をいただけそうな、仕事を紹介してくれそうな人はいるでしょうか?
人生なにが起こるかわかりません。何が仕事につながるかわかりません。
と考えるといやー、人付き合いって大事やなーって思いますよね?
という私はそんなに積極的に人との付き合いを広げるわけでもありませんし、突出して優秀なエンジニアでもありません。
けど、本当に思いがけないことが仕事につながってくることがあるので、日頃から人を大事にしていきたいと心がけてはいます(できてるかは怪しい(笑))
エージェント系のサービス経由で仕事をいただく
今はフリーランスエンジニアが仕事を受注するサービスが沢山あります。
これらをぜひ活用しましょう。
代表的なところでいうと
などがあります。
また、
などのクラウドソーシングサービスもありますね。
会社を辞める前にこれらに登録しておきましょう。
そして、どんな案件があるのか、自分のスキルで仕事はあるのか。
これを確かめるんです。
登録するだけなら無料のところが多いですし、登録して仕事を受注できなくても希望する案件に近いものがでたら、メールで知らせてくれるところもあります。
私も複数のサービスに登録だけしてます。そしてまだ仕事をしていないところがほとんどです。
ですが、マッチしそうな案件をメールで展開してくれるので、次の仕事を考えるのに役立ちますし、本当に自分にとって良い案件だったら打診してみよう。という感じでやっています。
何度も言うようですが、これを
会社を辞める前にやりましょう
会社を辞めて借金しながら手探りで仕事を探していくのではなく、会社で給料をもらいながら、フリーランスでの仕事の様子を探りましょう!!
自分で開拓して営業し、仕事をいただく
ITエンジニアのいいところはセミナーや勉強会などが盛んなところですね。
これは他の業種と比べて圧倒的じゃないでしょうか?であるがゆえに、人とのつながりも持ちやすいんです。
人とのつながりが、仕事につながる。そういう可能性が高くなりますね。
こちらのサイトはIT勉強会支援プラットフォームです。
このようなサービスなど活用して、勉強会に参加することで、
人とつながる=仕事とつながる
が実現する可能性が高まるんですね。
勉強会は個人、コミュニティ、企業が企画しています。
興味がある勉強会に参加して、人とつながっていくのはアリ、だと思います。
ただし、気を付けるべきは、あくまで勉強会なので、あからさまに「仕事くれー!!」という感じでは、引かれます(笑)
さらに全然興味がない勉強会に参加するのもやめましょう。
あくまで、自分が興味がある勉強会に参加して、スキルアップを目的としてるんだけど、話の流れで「今なにされてるんですか?」とか聞かれたたりしたら「あ、今ちょうどこんな案件探してるんですよねー。何かありましたらよろしくお願いします」みたいな。
また、今だとオンラインサロンとかも人とつながる可能性がありそうですね。
あとは、異業種交流会とかビジネス交流会とか朝活とか。。。ですかね。
ただこの辺は、もう、全然仕事がないって状態ですかね。。。
ということで、人とつながる=仕事とつながる
ということを目的として自分で行動することを考えると
- セミナー
- 勉強会
- オンラインサロン
- 異業種交流会とかビジネス交流会とか朝活とかの交流会系
などがあげられますね。
最後に言いたいこと
最後にフリーランスエンジニアの始め方として言いたいことは、ぜひ
会社にいるうちに準備を始めましょう!
辞めてからがスタートじゃなく、辞める前に、会社で給料をもらっているうちに準備を始めましょう!
会社を辞めた次の日から、なんなら、会社を辞める前から、フリーランスエンジニアとしての仕事を始められているのがいいですね!
応援しています!!👍