フリーランス・個人は資金調達が可能か?
フリーランス、個人事業主で生計を立てていると、資金調達が必要になる局面が出てくる人もいると思います。
フリーランスエンジニアの場合は、仕入れが基本的にはほとんどないので、初期投資が他の業種よりは必要ありませんが、ただし、「案件」というプロジェクト単位で仕事をしていると、お金の面で思うようにいかない場合もあります。
例えば、
- 案件と案件の間が空いてしまった
- 支払いサイトが長くてすぐに現金が入らない
- 事故、病気等で働けない期間があった
などなど、手元に現金が足りなくなる要因はあります。
もちろん、そうならないように貯蓄は必要です。
しかし、人生思い通りに行かないことも多々ありますよね。
そんな時、フリーランスエンジニア、個人事業主は資金調達が可能なんでしょうか?
もちろん、可能です。
色々方法がありますので、挙げていきたいと思います。
資金調達の方法
方法はいろいろあります。
- 日本政策金融公庫からの融資
- 自治体系からの融資
- 銀行からの融資
- 信用金庫からの融資
- クラウドファンディングでの融資
- カードローン
- クレジットカード
- ファクタリング
選択肢は色々あります。
ただ、ハードルがピンキリで...(笑)。手軽なものから、面倒なものまで。
簡単に説明していきます。
日本政策金融公庫からの融資
こちらをご覧いただくと結構色々融資制度があるのがわかると思います。
ある金額までは無担保無保証人の制度もある点など、メリットもありますが、適正な事業計画を策定が必要などと、結構ハードルが高いですね。
ただ個人事業主にとっては利用しやすい融資だと思います。
自治体系からの融資
たとえば、こちらは東京都、東京信用保証協会、金融機関の三者が協調して融資してくれる制度です。
※他にも各都道府県によって融資制度があります。
こちらも無担保無保証人だったりと、個人事業主にとってもメリットが大きいですが、やはり必要書類に事業計画書が必要などと、ハードルが高いですね。
銀行からの融資
たとえばこちらのようにネット銀行ではわりと申し込みやすいローンがあるようですね。
問題は審査に通るか。ですね。審査に通る自信がある方はご検討してみてください。
信用金庫からの融資
こちらもあくまでご参考ですが、審査にクレディセゾンの保証が受けられる方、とあるので、審査に通る自信がある方はご検討してみてください。
クラウドファンディング
近年はクラウドファンディングで資金調達もめずらしくなくなりました。
ビジネスへ挑戦する人の味方ですね。
カードローン
カードローンも昔からある手軽が資金調達の手段ですね。
銀行系、信販・クレジット系、消費者金融系とあります。
こちらも申し込みには確定申告書や所得証明書などが必要で、あとは審査に通るかどうかですね。
クレジットカード
クレジットカードは何かと買い物などにも使うと思います。
個人事業主向けのクレジットカードもありますが、会社員からフリーランスになろうとしている方は、今のうちにクレジットカードを作っておくのが良いと思います。
キャッシュレスな今の世の中、クレジットカードは必須です。
ファクタリング
ファクタリングは売掛債権を買い取ってもらい、現金化できるサービスです。
例えば、フリーランスエンジニアで支払いサイトが60日の場合、月末締め翌々月払いだったりします。
手元に現金がない場合、2か月間お金が入ってこないのは、結構キツイですよね...
そんなとき、請求書を現金化してくれるサービスです。
必要な金額だけを一時的に早く現金化するという意味では、フリーランスにちょうど良いのでは、と思います。
ただ、ファクタリング会社によって手数料が違うので気を付けましょう。
また、ヤミ金融被害がニュースになったりしていましたね!ヤミ金融被害にあわないように気を付けましょう!
最近は上場企業、大手企業のフリーナンスのような企業もファクタリング事業に参画していますね。
↓こちらは法人向けですが、銀行系のファクタリングも。