エンジニア

フリーランスエンジニアの現実。貯金・貯蓄。

フリーランスエンジニアのお金で失敗した話

私がフリーランスエンジニアをやってきて、お金で失敗した話を書こうと思います。

フリーランスエンジニアは手取りでいうと会社員より多くもらえると思います。

しかし、その金額から税金、年金、保険料等支払わなければならないんですね。あたりまえだけど。

これを甘く考えてしまう人はフリーランスで失敗します。

また、フリーランスのデメリットとして、案件が常に継続するとは限らない、ということがあります。

1年間働いて、案件が終了して、次の案件まで、1,2か月空いたりする場合もあります。

もちろん、そうならないように案件をつなげるのが良いのですが、希望の案件がタイミングが合わなくて無かったりしますし、結構タフな仕事を請け負って頑張って仕事してきた場合、「この案件が終わったらちょっと1,2か月休みたい」なんていう心理状態になったりもします。

十分な貯金があれば良いのですが、結構、この案件と案件の隙間で貯金を食いつぶしてしまうパターンがあります。

私もそんなときがありましたし、同じような人も見てきました。

フリーランスは正社員と違い、厚生年金がない

企業の正社員は厚生年金に入ります。厚生年金は会社が負担してくれて、満期になると国民年金+厚生年金分が給付されます。

フリーランスは+厚生年金分がありません。

なので、働いているうちは、「正社員よりも給料が多いぜー!」なんて思っていても、なにもしてないと年金をもらうときになって、愕然としてももう遅いです。

フリーランスは自分で+厚生年金分をやりくりする必要があります。

方法は、

  • 国民年金基金
  • iDeCo
  • 付加年金

などフリーランスでも+厚生年金分のように積み立てられるような制度があります。

また、NISAのような税制優遇制度にお金を投資していくのも手ですね。

フリーランスは老後の資金の為には、手取りの25%~30%を貯蓄して上記のような積み立て分に回すことで対策になるのでは、とも言われています。(所説ありますが)

月に70万円もらっていたとしたら、25%で17.5万円程度は貯蓄に回すと。

1,2か月遊んで、お金を食いつぶしている場合じゃありません(笑)。

まったく世知辛いですが、こればっかりはしょうがありません。フリーランスになった以上は自分でなんとかしなければならないのですから...

というわけで、フリーランスになったら、手取りの多さに浮かれて散財していると後で痛い目に合う場合がありますので、気を付けましょう!