エンジニアが変化を求めるとき
エンジニアとしてキャリアを積んでいく中で、変化を求めるときがくると思います。
それは、技術的なことかもしれないし、人付き合い的なことかもしれません。
違うことやりたいなー、と思ったら。。。
それはチャンスなのではないでしょうか?
あ、もはやITエンジニアを辞めて飲食業をやりたい!というのであれば、また話は別ですが(笑)
現状を変えて、新しい環境に身を置きたい!と思うことは誰でもあることだと思います。
で、そんなとき、転職すべきか、フリーランスになるべきか、副業でなにか始めるべきか。。。と悩む人もいらっしゃるでしょう。
最初のおすすめは転職です
私が最初におすすめするのは転職です。別な会社に正社員として入る。ですね。
おい、おまえ正社員じゃないくせに何言ってんだー、と思われるかもしれませんが(笑)。
正社員をお勧めするには理由があります。それは、
- 今は昔と違って、エンジニアの転職は当たり前で、経歴の上で不利にならない
- 正社員として会社というコミュニティの中で技術を蓄えられる
- フリーランス、副業よりは安定している
です。
今は昔と違って、エンジニアの転職は当たり前で、経歴の上で不利にならない
終身雇用の時代は、一つの会社で定年を迎えることが当たり前で、転職を繰り返しているとこの人は何か問題があるのではないか、と思われることが多かったと思います。
今では時代は移り変わり、自分のキャリア形成の中で、会社を変えていくことは当たりまえです。むしろ、チャレンジしている人という風に移ります。
(あ、1年おきに転職してるとかあまりにも頻繁なのは別として)
実際にベンチャーを数社経験した後、起業する、というような方が沢山いらっしゃいますよね。
なので、安心して転職していい!と思います。
正社員として会社というコミュニティの中で技術を蓄えられる
正社員として、会社に入ると、会社側は社員に仕事を覚えてもらいたい、と思います。
そして、数か月後、数年後、仕事を任せられるように成長することを目標として、仕事を伝授していきます。
先輩や上司からノウハウなどを教えてもらうこともあるでしょうし、相談にも乗ってもらえるでしょう。
今でいうメンター的な役割を基本的には先輩や上司が担うものです。
つまり、モノを覚えやすい環境、ということですね。
今では会社に所属していないフリーランスなども勉強会やコミュニティなどでの、スキルの共有ということは割と簡単に行われてはいますが、会社で行われているスキル・ノウハウの共有は、会社として行っていることなので、いわば社員の義務のようなものなんですね。
というわけで、未経験だったり、経験が浅い技術を身に着けることに関しては、会社に入ってしまうのが手っ取り早い。ということになります。
フリーランス、副業よりは安定している
エンジニアとして入社する場合は、経営者として会社を運営していくわけではありません。
エンジニアは経営のことは考えずに、ある程度技術に没頭できます。
フリーランスは、経営者みたいなものなので、技術のことだけを考えていてはなかなか続きません。
さらに、仕事の商流という流れの中では、個人で請け負うことができる仕事というのはどうしても立場的に弱いものになりがちです。
個人は資本やというバックもありませんし、人数を抱えて仕事を請け負うこともできません。あくまで一人で請け負うことができる範囲での受注となります。(フリーランスでも発注側になることはありますが)代わりはいくらでもいるのです。
副業も同じです。いくらでも代わりはいます。
会社員もそりゃ、あまりにも成績が悪いと、早くやめてくれっていう感じになるかもしれませんが(笑)、基本的には会社側はあなたに仕事を覚えて、担っていって欲しいのです。
「成長してほしい」という思いをあなたに持ってくれる人や組織がある。という分だけ、会社員は安定していると思います。
副業は?
今はリモートワークも当たり前になって、在宅で副業を始めたい人も増えてきているし、副業OKな企業も増えていると聞きます。
エンジニアにとって副業はアリかナシか?
でいったら、全然アリでしょう。
ただ、それで本業に影響がでるようだといまいちですが...
さらに、スキルアップ的に有用な副業としては、経験値を積むために副業をする。ということですが、未経験や未経験に近いことを副業でやらせてもらえる仕事はなかなかありません。
もし、見つけたらそれはラッキー!でやれば良いと思いますが、あまり見かけないですね。
例えば、会社勤めでwebシステム、Java5年、個人開発Python半年で、Pythonの経験積みたいので、Pythonの副業を探してます。という場合。
結構、「Python実務1年以上必須」とかいうのに引っかかってしまう場合がありますね。
ただ、そのような場合でもエントリー可能な時は、ダメ元でエントリーしてみるのも手です。
なぜなら、雇う側が「webシステム、Java5年もやってればある程度別言語でもいけるだろ」と判断してくれる時があるからです。
雇う側でも、過去にそのような人がいたり、採用担当がそういう経験がある場合、結構いけちゃう場合もあります。なので、あきらめないでエントリーしてみることをお勧めします!
ただ、「今後伸ばしたいスキルでの仕事」は、フルコミット案件のほうが比較的採用されやすいです。
そして、副業は「得意スキルでの仕事」のほうが比較的採用されやすい。ですね。
本業のエンジニアの仕事もそこそこ大変だと思うので、副業される場合は時間調整とお体を大切に...